「ICT機器の操作」という授業を紹介したい。

堅苦しい名前とは裏腹に、授業は非常に自由度が高く、そして楽しい。
教職課程履修者が主に受講するこの授業の目的は、
ExcelやPowerPointの基本的な操作方法を習得し、
国語科の授業や学級運営に利用できる教材やプリントの作成に活用できるようになること。
また、PowerPointを使った国語科の授業展開を設計できるようになることである。





私が履修したときにはPowerPointを中心に使用していたが、この授業の見所はこれらの使い方を学ぶことだけではない。
授業内では自分が発信したい情報をPowerPointにまとめて短時間で発表するが、
例えば好きなドラマについてテーマにするとしても「登場人物」「ストーリー」「制作に関わった人」「作中で使われた歌等々、
情報は多様かつ膨大にあり、すべてを発信することは難しい。
この授業ではそれらを取捨選択してまとめる力、簡潔に発表する力が養われる。
教職だけでなく、この力はどこに行っても役に立つだろう。
社会人として必要な能力、その一部がこの授業では学べる。


日本語日本文学科３年　SJ広報スタッフ　にりこ