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大学生の定期試験事情① ~国家資格取得を目指す学生Ver.(言語聴覚士)~

こんにちは!
今回は国家資格取得を目指す学生からみた「大学の定期試験事情」について紹介したいと思います。

まず、大学生の定期試験は各学期にそれぞれ1回ずつ行われます。昭和女子大学は2期制で、前期は7月中旬~下旬、後期は1月中旬~下旬に行われています。
試験の形態は、高校までの定期試験と同じく何も見てはいけない「持ち込み不可」の試験と、教科書やプリントを持ち込める「持ち込み可」の試験があります。また試験を実施せず、「レポート」を提出することで成績がでる授業もあります。その他には「論述試験」があります。内容としては、「○○についてあなたの意見を述べなさい」「本講義を通して学んだこと(印象に残ったこと)を述べなさい」等があります。普段の講義をきちんと受け、手帳やメモ、リアクションペーパー等で言語化するよう心がけています。


(↑実際の授業のノート)

私は福祉社会学科の言語聴覚士コースに所属しています。
言語聴覚士科目の定期試験は、「持ち込み不可」の試験なので試験勉強は、中学・高校の定期試験時のように勉強するというイメージです。言語聴覚士の科目は内容が盛りだくさんなので、ひょっとすると私は中学高校の時より今の方が勉強しているのかもしれません!内容・形式としては、国家試験に慣れるためということもあり、選択問題(5択)や、穴埋め方式、メカニズムや発生機序等を説明する記述式等があります。

定期試験に関して、言語聴覚士コースならではの特色が2つあります。
1つ目は、単位取得のためだけに勉強しているのではなく、3,4年次の臨床実習や国家試験を見据えて勉強しているという点です。
2つ目は、筆記試験だけでなく、検査の実技試験もあるという点です。これまで行われたのは、標準失語症検査(SLTA)という失語症の方を対象に行う検査の実技試験です。この検査は実際の臨床現場でよく使われているものなので、「臨床実習でメジャーな検査をできるようにする」という目的で実施されました。先生を患者さんに見立てて実際に検査を行い、改善点などのフィードバックがありました。

言語聴覚士科目の勉強に加えて、福祉系の科目や一般教養科目の試験、レポートも並行して行わなくてはいけないので大変ですが、将来に向け、定期試験でも少しでも多くの知識を定着させるために気を抜かずに勉強しています!
そもそも、「言語聴覚士ってどんな職業?」と興味を持ってくださった方は、詳しく言語聴覚士について掲載しているホームページと、本学の福祉社会学科ホームページを是非ご覧ください!

めざせ!ST(日本言語聴覚士協会作成)
https://mezase-st.com/
福祉社会学科ホームページ
https://swuhp.swu.ac.jp/university/fukushi/

(人間社会学部福祉社会学科3年 ベータ)